失敗しない中古車選び

中古車は故障の懸念が一番の心配です。車は耐久消費財であり、経年劣化が避けられないため、走行距離が増せば増すほど耐久性が低くなります。ただ、メンテナンスをしっかりとしている車は耐久性が保たれているでしょう。そこで失敗しない中古車の選び方をお教えします。

中古車販売業者が取り扱う車はオークションもしくは、買取(下取りも含む)にて仕入れています。大手買取り業者の場合、事故車や不具合者の販売をすると会社の看板にキズが付くため、オークションでの仕入れは、事故歴が無く、不具合が無い程度の良いものを仕入れるでしょう。基本的に買取った車は、オークションで転売し、販売する車はオークションにて程度の良い車を購入します。大手買取り業者の販売する車は安全ではありますが、宣伝広告料に多きな費用を掛けているため、その分大きな利益を付加しています。

そのため、長期保証をつけ、車検整備を行い、お値打ちに見える販売を行います。結論として大手買取り店での購入は非常に高くつきます。一方、個人の中古車店は、宣伝広告に費用が掛かっていないことから価格を抑えた設定がされています。しかしながら問題となるのが、耐久性への懸念です。

耐久性をもっとも下げる原因が走行距離です。走行距離が多ければ多いほど、耐久性が損なわれます。1年で1万km以内の走行であれば適正ですが、それ以下であればベストです。年式の高い高級車で事故歴が無いのに異常に安い場合走行距離が高い可能性があります。

いくらお値打ちでも走行距離が多ければお値打ちとは言えませんので絶対に購入してはいけません。また、従業員が多い販売店の場合、人件費率が高いため販売価格も高いです。

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